野筆ってなに?

ずばり!広島県熊野町でつくられる筆です。書道筆・絵筆・化粧筆などがありますが、医療用の筆なんかも作っているんですよ。 広島の市内から車で20分くらいのところに熊野町はあります。熊野町では江戸時代から筆づくりが行われてきたんですよ。

野化粧筆はどうして良いの?
江戸時代から培われてきた筆づくりの技術があります。化粧品メーカーさんの筆も多数手掛けているので、化粧業界との交流でさらに技術を磨いています。お筆を使うと、使い心地の良さに加えて、簡単にキレイにお化粧ができてお化粧タイムが楽しくなります。

素材について

ヤギ

中国で食用に飼育されているヤギさんで、ハイジのユキちゃんとは種類が違うらしいです。毛のとれる部位によって 柔らかさやお値段が変わってきます。やわらかい毛ほどお値段も高くなってきます。 パウダーブラシや、チークブラシの他、ファンデーションブラシ、洗顔ブラシにと幅広く活用。リスとブレンドして使うことも。

リス

粉含みがよく、なんといっても優しい肌触りの良さが特徴。主に、チークブラシやパウダーブラシに使われます。仕上がりが美しい半面、、お化粧品との相性や、扱いの難しさがあり、価格が高価なのも難点。ヤギ毛とブレンドすることも。

イタチ

主にリップ筆として使われるほか、アイシャドーブラシやファンデーションブラシ、コンシーラーブラシとしても使われます。一般的なセーブルの他に、毛あしが長くバネのあるコリンスキー(高級です)種のイタチがあります。それぞれのイタチの特性を活かしてボリュームや形状を決めます。
その他の素材
やわらかく、お値段も手ごろな馬毛や猫毛。特に馬毛は色々なお筆に使われています。またアイブローブラシなどに使われているのは タヌキや高価なウォーターバジャという動物。
ナイロン素材の毛はファンデーションブラシやアイライナーブラシなどに使われます。「ナイロン」と聞いただけで毛嫌いする方もいらっしゃいますが、動物の代用品ではなく、ちゃんとナイロンの良いところを活かしたお筆も沢山あるので、ぜひご覧ください。

お手入れ方法

ご使用後はティッシュペーパーなどの上で軽くなでるようにしながらパウダーを落としてください。
リップブラシやアイメイクブラシもティッシュで優しくふきとります。

洗い方 ※詳しくはこちらもご覧下さい
  1. お筆にしっかり水分を含ませます。
  2. 石鹸(牛乳石鹸のような浴用の固形石けんがおすすめ)の表面を軽くなでて石鹸をとります。
  3. 根元から穂先にむかって優しくもみだすように汚れを落とします。
  4. お筆の中の方の汚れも落ちているか確認しましょう。
  5. よくすすいだあと、軽くしぼりタオルなどで水分をふきとります。毛の形を整えて陰干しします。
    ※リップ筆は水洗いしません。